ネットワーク外部性を巡る戦いで HD DVD が撤退したことで、安心して Blu-Ray を買おうという人も多いと思うのですが、Blu-Ray では日本とアメリカが同じリージョンに属していることは意外と知られていないようです。
ご存じの通り、DVD ではアメリカはリージョン1、日本はリージョン2と違うリージョンだったため、アメリカのディスクを輸入してきても普通のプレーヤーでは再生できなかったのですが、Blu-Ray ではそういうことはありません。
しかも、各国語版の原盤を別々に制作するコストを抑えるためか、アメリカ版にも日本語の字幕や音声が入っていることも多いようです。ま、中身はほとんど同じ。それなのに日本とアメリカとではものすごい価格差がついているようで、二昔前ぐらいの輸入盤レコードを彷彿とさせるぐらい、今はアメリカからの輸入盤がお得です。


たとえば、昨年末に、一部の人たちに向けて鳴り物入りで出た Blade Runner 25周年記念の『最終版』。
アタッシェケース風のパッケージに入った限定生産のコレクターズエディション、日本のアマゾンでは(DVDだけど)19,000円ぐらいなのに、アメリカのアマゾン(こっちは Blu-Ray)では$66.95。送料入れても10,000円以下。普通の5枚組ディスクセットだと30ドル以下(ただし、こっちは最近の版では日本語字幕がなくなってる模様)で買えちゃうんですね。
そんなわけで、ディスクセットを買っちゃいましたよ。Blu-Ray プレーヤー持ってないのに(笑)。ふたつで十分ですよ(意味不明)。

[2008/4/9追記] ブルーレイ・アパートに《海外版のブルーレイディスクは日本でも見られるの?》という詳しい解説記事が。《アメリカ版のブルーレイ作品が買える「DVD Fantasium」》という記事も。ご参照ください。

投稿者 樋口 理

「日米格差 [Blu-Ray 個人輸入]」に5件のコメントがあります
  1. Attention!
    mixiのブレラン・コミュ情報
    http://mixi.jp/view_bbs.pl?…
    では・・・
    輸入版の5枚組(BD/HDDVD)で日本語字幕が入っているのは、ファイナルカット版のみ?
    という情報と
    北米BD版
    「Blade Runner 5-Disc Complete Collector’s Edition」
    のディスク#5の一部に間違った内容を収録したディスクがある可能性。
    という情報が出てましたよ。

  2. はい、そうなんです。ディスクセットのほうは、以前は日本語字幕入りとなっていたのですが、今はAmazon.comの表記上も日本語がなくなっているようです。「対策」されたのか、そもそもamazonがまちがっていたのか……
    一方、Ultimate Collection(アタッシェ入りのやつ)は、現時点ではまだSubtitleにJapaneseと書かれています。
    それから、
    > 北米BD版
    > 「Blade Runner 5-Disc Complete Collector’s Edition」
    > のディスク#5の一部に間違った内容を収録したディスクがある可能性。
    は、amazon.comの商品ページにも大きく書いてありますね。一部のロット(?)で間違ったディスクが混入しているそうで、見分け方と交換申し込み窓口(っていっても、アメリカの800番ダイヤル)が書いてありました。
    というわけで、ご購入の際は、商品ページをよく読んで、字幕の言語などをしっかり確認してから、なにとぞ自己責任で……

  3. BDのリージョンコードは3つしかないですね。
    北米と日本とを同じコードにできたことが最大の成果と、某担当者が言っておりました。
    日本語字幕や吹き替えを入れないことで、米国版と日本語版を区別できるから大丈夫! 区別するか否かはあなたのチョイスよ! というのが、映画会社への説得材料だったとか…(日本人は英語が読めない、聞けないが前提のロジックで、まんざらウソではないかも)。
    ただし、実際にはコストダウン目的で同じDiscが日米で別の値段で売られることになるんでしょう。
    私としては、Playerを安い米国で買って日本で使える用が嬉しいかも。

  4. > 北米と日本とを同じコードにできたことが最大の
    > 成果と、某担当者が言っておりました。
    >
    > 日本語字幕や吹き替えを入れないことで、米国版
    > と日本語版を区別できるから大丈夫! 区別する
    > か否かはあなたのチョイスよ! というのが、映
    > 画会社への説得材料だったとか…
    ううむ。中の人の台詞は説得力がある(w
    > ただし、実際にはコストダウン目的で同じDiscが
    > 日米で別の値段で売られることになるんでしょう。
    それでも、最近は(上の例もそうだけど)日本語抜きの盤をわざわざ作っているケースも多いみたいですね。それぞれある程度数が出るなら作り分けるコストも気にならなくなるし。痛し痒し。

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