
もう、商業写真なんて言葉は死語になっちゃうんじゃないかと思うほど、どこの企業も、広告やカタログなんかに、安いストックフォトを Photoshop でちょろちょろっといじって作った写真を堂々と使っていますねえ。
今日の Engadget の記事《ASUS and MSI have some ‘splaining to do》から。
ASUS と MSI から出たサブノートパソコンの商品写真の怪。まったく違う機種なのに、同じ少年が同じ場所で同じポーズで使ってる。
タレコミ元についたコメントによると、ASUS(右)のは3月の CeBIT ショーで配布されたプレス向けCDの中から、MSI(左)のはプロモーション用写真として2週間ぐらい前に出たものだそうです。
記事によると、元の写真は Getty Images のストックフォト。

iBook だし(笑)。
ほんと、代理店のヒトもそろそろ「商品のイメージに合わせたオリジナルの写真でブランドイメージの確立を」なんてキャンペーンをやったほうがいいと思うぞ。
わはは。おもしろい。
おもしろいバッティングですね、、
そして、僭越ながら、、
ストックフォトの罪というのは、どうかと。。
すべてが、商品のイメージに合わせたオリジナルの写真を使おうとすると、広告制作費が膨大なことになりますよ。
用は、使用者の問題だと思います。
ロイヤリティーフリー、欧米企業の進出、何よりデジタル化によって、この業界が大きく変わりつつあることは事実です。
昔からバッティングはありましたが、webなどのメディアにより露見する確率は以前より増えていますね。
ストックフォトを生業としているカメラマンとして、いろいろと考えさせられるものがあります。
はじめまして。
> ストックフォトの罪というのは、どうかと。。
これは、失敬。
もちろん、ストックフォトの意義はよく存じておりまして、ストックフォトを断罪しようとかそういう意味ではなく、安易なリタッチや合成写真ですませてしまう利用者を生み出すのは罪作りだな、というぐらいのニュアンスとご理解くださいませ。
昔、「有りネガ」って呼んでたやつでしょ?
私もずいぶん使いました。 しかも、某大手カメラメーカーの販促物に。
レンズカタログの作例写真なんてほとんどこれでしたね。 6x6版を35mm版にトリミングしちゃったり、撮影データをでっち上げたり、F1レースの写真では肖像権侵害で告訴されたり。 当時の写真エージェンシーもかなりいい加減で、個々の写真の履歴も無ければ、撮影者不詳なんてのまで沢山ありました。
このカメラ屋さんを担当していたころには1年で万単位の写真を見てました。 おかげ写真を見る目は出来たんですが、写真の腕とは関係なかったですね。
金も時間も無いときにはすぐになじみのエージェンシーに飛び込んで、適当な写真を探し出してきては使っていたんですが、うろしとめたさと罪の意識はいつもありましたねえ。 もちろんクライアントも承知のうえでのことなんですが。
それに、いかにもいい加減で安っぽいやっつけ仕事をしているというフラストレーションや、二流の仕事をしているという劣等感もありました。
少なくとも、まじめな仕事をしているという意識はありませんでしたね。 ま、牛丼屋で済ませた夕飯のような、そんな感じですかね。
で、私はコンビニ弁当と牛丼とハンバーガーは罪作りだと思う訳であります。
「うろしとめたさ」は「後ろめたさ」と読んで下さい。
> 私もずいぶん使いました。 しかも、某大手カメラメーカーの販促物に。
うはは。まさか、あの……富士ビルの会社……ですか?
馬場先門だの、富士ビルだの、三菱系だの、昔は爆撃照準器を作っていただの、大井に行くと会社名の付いた通りがあるだの、近年会社名が漢字からカタカナに変わっただの・・・そんなことは言えません。
樋口 様
はじめまして。
一年ほど前よりちょくちょく拝見しております。
きっかけは忘れてしまいましたが、、
つい、ストックフォトという言葉に反応してしまい、書き込みしてしまいました。
>安易なリタッチや合成写真ですませてしまう利用者を生み出すのは罪作りだな
確かにそうかも知れませんね。
地方で生活するカメラマンにとっては、良いビジネスですが。
いつも楽しく拝見させていただいています。
Yaginuma 様
blog拝見しております。
海外取材中などに拝見しますと、おいしそうな野菜がアップされるたび、日本食が恋しくなります。
>レンズカタログの作例写真なんてほとんどこれでしたね。
私の父もストックフォトを主に生業とするカメラマンなのですが、よく作例に使われていました。(笑)
最近はデジタルカメラになり、インターネットで作例をダウンロードし、EXIF情報が見られるようになったこともあり、
ブローニーをトリミングしたりってことはないようですよ、、少なくとも私がお手伝いで関わったC社のキッスやらは、まじめにやってましたよ。
私の住んでいる札幌も良いところだと自負していましたが、大井沢の季節の移り変わりは大変素敵ですね。
こんにちは。
とあるストックフォトのある日の売れ筋は、飲み物、建物ビル、料理、産業
だったのだそうです。
そこは、飛行機から撮影した写真、とか、バラの花、とかは、
すでに登録件数が多く、新規には受け付けてくれません。とほほ。