髪を切りに行ってシャンプーしてもらうときに、はじめて「かゆいところはありませんか?」って聞かれたときは(いつのことだっただろう)ずいぶん気が利くなと感心したんだけど、かの業界ではそれがだんだんとエスカレートしているようで。
シャンプーを洗い流すときに「お湯加減はいかがですか?」なんて尋ねるのも一般化しているようだけど、あれは間抜けだと思ってるのは私だけ?
かゆいところは聞いてくれなければわからないからしょうがないけど、お湯の加減は客に聞かずに自分の手で触って判断してくれよプロなんだから、なんて愚痴を言いたくなるのはやっぱり歳のせいかしらん。
接客マニュアルどおりの応用の利いてない接客が、メディアでやり玉に挙がるようになったのはわりと最近のことだと思うけれど、思い起こしてみれば1980年代前半の『Ah! SKI』誌に、徹夜作業の夜食買い出しに2人でマクドナルドに行って、ハンバーガーだか何かを27個ぐらいくださいって言ったら「こちらでお召し上がりですか?」って聞かれたというエピソードが載っていた記憶があるので、少なくとも四半世紀以上はネタにされているわけだな。さかのぼれば、もっと昔から言われていることなのかもしれない。どうでもいいけれど。
店側のマニュアル化より遙かに長く先行して私は「マニュアル客」とでもいうような状態です。基本、床屋では
「どんな髪型にしますか?」
パターンA
「眉毛の上であわせて」
パターンB
「耳を出して」
のふたパターンしかありません。これで髪型が決まるのですから店もたいしたものです(笑)
ちなみに、最近は、QBハウス一筋でシャンプーしてくれる店には数年行ってません。
27個くらいのハンバーガーをお店で食したことのある私にとっては「こちらでお召し上がりですか?」は妥当に聞こえてしまったですw