金曜日だったか、通勤中に iPod で CNN Daily PodCast を見ていたら、クリントン(嫁)が討論会で次期ロシア大統領の苗字をうまく読めなくて「ゴニョゴニョ……、ほら、あれ(意訳)」でごまかしたという映像が流れていました。番組ではそれに続いてアメリカの街の人に“Dmitrii Medvedev”とかかれたフリップを見せて「これなんて読む?」と質問していたけど、誰もまともに読めず、結局旅行者だか移住者だかわからないけどロシア人に読んでもらった映像とか、Voice Of America の名前発音ガイドサイトの音声・映像で正解を流してました。ドミトリー・メドベージェフ。

僕の大好きな話題の一つなんだけど、やっぱりカナ表記は偉大だな、と思った瞬間。



日本だったら「ドミトリー・メドベージェフ」とカナで書いた(「ディミトリ・ミェドヴェヂエフ」でも「ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ギョエテ」でも「ルロワのエシェゾー」でも、なんでもいいけれど)フリップを街の人に見せて「なんて読む?」って質問してもおもしろくとも何ともないもんね。原語とはちょっと違うかもしれないけど、みんな同じように発音できる、ひいては、同じ音から同じ単語を認識できる。カナ表記が明治以降の日本で、新しい概念や知識の伝播にもたらした効果は大きいと思うなあ。こんな表記法が英語圏にもあれば、この次期大統領候補だって、超大国の次期大統領予定者を whatever よばわりせずにすんだかもしれないのにね。

参考:オークトとは俺のことかとオーカット [カタカナ表記のススメ]