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ついさっきまで、支援先のスタートアップ企業が始めるインターネット上の新サービスの名前をどうするか侃々諤々、やがて喧々囂々の議論をしていて、興奮冷めやらぬところ。結局、名前決まらず。悩みますなあ。
「名前で悩む」つながりで思い出したのが、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の香港映画《
恋する惑星》。
トニー・レオン、フェイ・ウォン、金城武などが出ているキュンとくるかわいい映画だけど、原題は、香港のインド人と安宿のるつぼのチョンキンマンションから取ったと思われる《重慶森林》。英語タイトルは森林が Express に変わって《Chungking Express》。これに《恋する惑星》という邦題をつけたのがすごいと思う。
この映画を日本で配給した篠原弘子さんが書いた《
シネマ突貫娘―映画ほど素敵な商売はない》という本に、この邦題が決まるまでの苦悩が書かれているらしい(読んでない)。でも、
この邦題の元ネタは絶対に鈴木さえ子 (元シネマのドラマー、元鈴木慶一の配偶者、ケロロ軍曹の音楽担当 :-) のセカンドアルバム《Visinda og Leyndardomur(科学と神秘)》に入ってる同名の曲に違いないと信じているんだけど、ほんとのところはどうなんでしょう?