今日日珍しく外部ツールとの連携がヒジョーに弱いサイボウズ。カレンダーの中身を携帯端末などに Sync して持ち歩く機能がありません。サードパーティから少しずつ対応ツールが出ていますが、一手間かければそんなものを買わなくても Sync できます。
iPhone が発売されてから、サイボウズのスケジュールを iPhone のカレンダーに Sync する方法を探して、私が以前書いたサイボウズと iPod Touch の Sync の記事(これこれ)にたどり着く方が増えているようなので、iPhone 発売記念まとめ記事です。ただし、Macユーザーで、ターミナル経由のコマンド操作ができる人限定。


用意するモノ

  • Mac に標準でついてくるもの
    • iTunes
    • iCal
    • Perl (Mac OSのインストールディスクから Xcode Tools をインストールしておく)
  • ダウンロードしてくるもの

下ごしらえ


Cybozu2ICal を動かすために必要な以下のモジュールをインストールします。
  • Text::CSV_XS
  • Data::ICal
  • DateTime
  • YAML

ターミナルを開いて、以下のコマンドを入力。
% sudo cpan -H -i Text::CSV_XS
% sudo cpan -H -i Data::ICal
% sudo cpan -H -i DateTime
% sudo cpan -H -i YAML

上にも書いたとおり、あらかじめ Xcode Tools をインストールしておいてください。CPAN を初めて使うときは、いろいろ設定を聞かれると思うので、デフォルトの答え(Return キーを押すだけ)をしておく。ただし、問い合わせをするサーバーの場所を聞かれるところだけは、ちゃんと自分の近くのサーバーを答えておくこと。くわしくは《CPAN初級》などを参考に。

Cybozu2ICalを使う


どこでも好きな場所(ホームディレクトリの下に bin とか作って、その下がよいかもね)に、ダウンロードしてきた Cybozu2ICal を展開してください。
config.yaml.sample というファイルがあるので、これをコピーして設定ファイル config.yaml を作ります。
% cp config.yaml.sample config.yaml

作った config.yaml を適宜自分の環境に合わせて編集します。
cybozu_url: サイボウズのcgiのURL。BASIC認証がかかっているときはhttp://ユーザー名:パスワード@www....
calname: はき出させる iCal のカレンダー名。何か適当な名前をつけておく。
# username: こっちは先頭に # をつけてコメントアウトして
userid: ここにサイボウズのユーザーIDを入れる。ユーザーIDの番号はサイボウズのユーザー名簿で自分の名前を開くと書いてある
password: サイボウズのパスワード

コマンドラインから
% ./cybozu2ical > calendar.ics

と入力すると、サイボウズのデータが変換された calendar.ics というファイルができるので、それを iCal から読み込む(ファイル—読み込む...)と、カレンダー上にスケジュールが現れるはず。
ここまできたら、あとは iTunes でカレンダーを同期すればOK。

おためしあれ。一連の作業を AppleScript で自動化したりすると便利かもね。