今はどうだか知りませんが、私がソニーで働いていた頃、社内ではなにかにつけ“ソニーらしさ”ということが問われていました。
その新製品はソニーらしいかとか、はたまた、そういう考え方はソニーらしいかといったように、業務上なにかの判断が必要なときに、判断の基準の重要なファクターとしてこの“ソニーらしさ”が使われます。何をもって“ソニーらしい”と言うのかという定義があるわけではないのですが、ソニーの“ファミリー”の全員が目に見えない“ソニーらしさ”のイメージを共有するような空気がありました。
私にはそれが窮屈だったのですが、外から見るとこの“ソニーらしさ”が熱狂的なソニーファンをひきつけている見えない力のような気もします。
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