子供の頃から、文房具屋さんが大好きです。
最初のきっかけは、サンスターのスパイ手帳へのあこがれとかそんな動機だったと思うのですが、その後は学校の帰りに文房具屋さんに入って、薄暗い店内にあったいろんな種類の鉛筆や紙とか、帳票類とか、ショーウィンドウの中の何に使うのかもわからないような道具の数々とか、飽きずに見ていた記憶があります。今にしてみれば邪魔な子供だったかもしれないけど。
先日、
ABAのブログイベント『MIRAI ネットとガジェットの融合』に、半分主催者側の人、半分聴衆として参加していてステージの上でのネットガジェットとかUMPCの話をぼんやりと聴きながら思ったのですが、文房具が「そそる」理由は、単一の機能に集中しているストイックさにあるのかもしれません。
ガラスや材木に現場で文字を殴り書きすることに特化した鉛筆とか、あらゆる複雑な曲線を自在にトレースするためだけにある不思議なカタチの定規とか、意味もなく欲しかった。
オトナになって、たとえば iPhone のように「アプリを追加すればいろんな用途に使えますよ」的な物も便利だから買ってはいるけれど、
前にもちょっと書いたとおり、「何にでもなります」なんていう道具は実は心の底では美しいと思っていないのです。ねじを回すなら、Victorinox じゃなくて PB のねじ回し、みたいな。
でも、電気を使うガジェットでも、そういった文房具的単機能アプローチで、意味もなくグッと欲しくなる商品がときどきあります。最近も立て続けに2点。
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