温泉旅館の案内図
図は本文とは関係ありません
とある非営利団体のWebサイトのメンテをしているのですが、このサイトが実にひどいことになっているのです。
そのサイトは、たぶん20世紀の終わり頃ボランティアのアマチュアの方がFront PageとかHome Page Builderのようなツールを使って原型を作って、それを毎年順送りでこれまたボランティアの方が担当を引き継いで今までメンテをしてきたものなのですが、まるで増改築を繰り返した田舎の温泉旅館のように、サイトの利用者にとっても、サイトの管理者にとっても、どこになにがあるのか分からない状態になっています。破綻をきたした要因はいくつかあるのですが、主なものはこんなところ。
  • サイト内のディレクトリ構造のルールがなく、たとえばHTMLファイルで使うグラフィックファイルの場所が担当した人の好み(と、その時使っていたツールのデフォルト値)によってばらばら
  • ページのゾーニングのルールがなく、ページ内のナビゲーション要素などもまるで一貫性がない(というか、ナビゲーション要素がまったくない、袋小路のようなHTMLページだらけ)
  • 使っていたオーサリングツールのせいで、ページの中のHTMLもぐちゃぐちゃ。代々の担当者が文字修飾を編集した痕跡で<font>や<b>やらが開いたり閉じたりしていて、なにがなにやらわけがわからない
  • おまけに、サイトの機能を強化するために思い思いに作られた各種スクリプトは、クロスサイトスクリプティングやらディレクトリトラバースなど、典型的な脆弱性だらけ
でも、程度の差はあれ、こういうサイトをよく見かけます。きっと、こうなってしまう共通の理由があるんじゃないかと思うのです。

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