フィールド・オブ・ドリームズという映画があります。
ケヴィン・コスナー扮するアイオワかどこかの農夫が、ある日「それを作れば、彼は必ず来る」という天の声(?)を聞く。最初は「それ」や「彼」が何のことか分からなかったのだが、「それ」とは野球場で、「彼」とは野球に人生を捧げた男たちの霊(?)だと悟り、自分のトウモロコシ畑をつぶして立派な野球場をこしらえると、本当に「彼」がやってきて野球をするようになり……といった内容の物語です(どこかからの帰りの飛行機の中でうとうとしながら見ただけなので微妙に間違っているかもしれません)。
映画の中では「それ」を作ると「彼」がどこからともなくやってきてめでたしめでたしなのですが、現実世界はそんなふうにはできていません。いや、現実がそうでないからこそ、この映画がファンタジーとして成立するのか。ま、いいや。
ところが、なぜだかわかりませんが、インターネットというものは、人々にそういうファンタジーを期待させてしまう魔力を持っているようです。
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4月のアタマに人間ドックに行きました。ここ数年言われることは決まっていて「γ-GTPが高めなのでアルコールは少し控えめに」を基本線に、年によって「ちょっとコレステロールが上昇気味」とか「中性脂肪が……」といったおまけが付きます。
去年あたりから食べる量に少し気を遣ってきて、体重も少しずつ20代のころのベストウェイトに近づいてきてますから、今年はコレステロールとか中性脂肪を指摘されることは無いだろうとたかをくくって、検査後のお医者さんの問診をキャンセルして、さっさと会社に戻って仕事を片付けていました。

スケールアウト
すると、その日の午後、検診センターのナースさんからあわてた様子の電話があって「すぐに主治医の所にいって検査を受けろ」とのこと。肝機能を示す数値にものすごい異常があると言うのです。聞くとGOTが600オーバー、GPTも200ちょっと。確かに普通じゃありません。
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